こんにちは!ハトシです。
最近完結をし、若い世代を中心に絶大な人気となった漫画『鬼滅の刃』。
今回はそんな『鬼滅の刃』の個人的なベストバウト(最高の戦い)を紹介していきます!
素晴らしい戦闘シーンはいくつもありますが、その中でも今回は3つに厳選して紹介していきます!ランキングにしようと思ったんだけど無理だった!
漫画『鬼滅の刃』ベストバウト3選
それでは早速紹介していきます!
ちなみにネタバレ注意です!
もう一度言います。
「ネタバレ注意ね!!」
竈門炭治郎、富岡義勇VS猗窩座(上弦の参)

147話~157話
まずは主人公”竈門炭治郎“と水柱”富岡義勇“VS上弦の参”猗窩座(あかざ)“の戦いです!
炎柱”煉獄杏寿郎”の仇である鬼で因縁の戦いとなります!
序盤は富岡義勇と猗窩座の戦いがメインで、炭治郎はほとんど手が出せないような状態でしたが、中盤では義勇が殺される間一髪のところで炭治郎が「透き通る世界」に入れるようになります。
猗窩座の大技「術式展開 終式 青銀乱残光」を放ち炭治郎たちの負けだと思ったところ、攻撃をよけていた炭治郎に背後を取られます。
後ろから切りかかればいいものを馬鹿正直に名前を呼び、振り向きざまの攻撃を躱し「ヒノカミ神楽 斜陽転身」で猗窩座の首を切り落とします。

本来首を切られれば鬼は死ぬはずが、死なず無惨と同じように別の何かに変わろうとしますが、過去の記憶を思い出します(この過去クソ泣けるよね!!!)。
それでも炭治郎たちを殺そうとしたところ炭治郎に殴られたことで、人間の頃の自分を取り戻し、最後は「破壊殺 滅式」で自らを攻撃し、死にます。

この戦いは戦闘シーンももちろんですが、猗窩座の過去があまりにもよすぎる!!!
鬼滅の刃は敵にもバックボーンがあることが多いですが、中でもこのキャラのバックボーンは最高ですね!
猗窩座が度々言葉にしていた「弱い奴が嫌い」という思想も人間の頃の記憶が関係していたのですね!!
弱い奴が嫌いだ
弱い奴は
正々堂々やり合わず
井戸に毒を入れる
醜い
弱い奴は
辛抱が足りない
すぐ自暴自棄になる
“守る拳”で人を殺した
師範の大切な素流を血塗れにし
親父の遺言も守れない猗窩座:『鬼滅の刃』第156話
最後に自滅するのも漢らしくてカッコイイ!!!
この戦いでの死亡キャラ
猗窩座
⇒炭治郎に首を切られるが首の弱点を克服しかけるも、人間の頃の記憶を思い出し負けを認め自らを攻撃し死亡
悲鳴嶼行冥、不死川実弥、不死川玄弥、時透無一郎VS黒死牟(上弦の壱)

165話~178話
お次は岩柱”悲鳴嶼行冥“風柱”不死川実弥“霞柱”時透無一郎“鬼喰の”不死川玄弥“VS上弦の壱”黒死牟“の戦いです!
上弦の壱は元鬼殺隊の剣士で、上弦最強の鬼です。元鬼殺隊の剣士ということもあり、「月の呼吸」という呼吸を使います。
時透無一郎が黒死牟と遭遇することから戦いは始まります。その後不死川玄弥、悲鳴嶼行冥、不死川実弥が参戦してくるという構図でした!
不死川玄弥、時透無一郎の決死の攻撃により黒死牟の動きを止め、悲鳴嶼行冥、不死川実弥の攻撃で首を落とします。

首を落とされましたが、体は崩壊せずに黒死牟は首の切断による死を克服します。
首を再生し勝利を確信した黒死牟でしたが、実弥の刀身に反射した自分の醜い姿を見て弟の縁壱の言葉を思い出します。
兄上の夢はこの国で一番強い侍になることですか?
俺も兄上のようになりたいです
俺は
この国で二番目に強い侍になります縁壱:『鬼滅の刃』第176話
自身の姿が侍の姿なのかと思った瞬間体が崩れだし、そのまま死亡します。
この後の縁壱と黒死牟の回想シーンがイイのよ!!
人間性、能力と圧倒的な才能に恵まれている弟の縁壱と兄の黒死牟の関係性がめちゃめちゃイイ。
ただの嫉妬って言ったらそれまでなんだけど、納得できるレベルの理不尽な圧倒的才能なんだよな。
人を妬まぬ者は運がいいだけだ
出会ったことがないだけだ
神々の寵愛を一身に受けた者に
全てを焼き尽くす程強烈で鮮烈な
太陽の如き者に黒死牟:『鬼滅の刃』第177話
一つは鬼殺隊の最強剣士たちと上弦最強の鬼”黒死牟”の緊張感溢れる戦いでしょう。鬼滅の刃では人気のキャラでも普通に死ぬので、かなりの緊張感でしたね!
もう一つは謎に包まれていた日の呼吸の剣士”縁壱”とその兄の黒死牟(巌勝)の関係性ですね!
縁壱の才能を考えると黒死牟が鬼になってしまった理由も何となくわかる気がします。
縁壱のことをあれだけ嫌っていても心のどこかでは、畏敬の念を感じていたのかもしれませんね。
頼むから死んでくれ
お前のような者は生まれてさえ来ないでくれ
お前が存在しているとこの世の理が狂うのだ黒死牟:『鬼滅の刃』第178話
この戦いでの死亡キャラ
不死川玄弥
⇒黒死牟により真っ二つにされたのちに鬼の血を吸収しすぎてしまったため、鬼のように消し炭になって死亡
時透無一郎
⇒黒死牟により身体を両断され死亡
黒死牟(上弦の壱)
⇒実弥、行冥により首を切られたのち再生するも、弟の言葉を思い出し身体が崩壊し始め死亡
鬼殺隊、珠世、愈史郎VS鬼舞辻無惨

138話~200話
最後は鬼殺隊と珠世、愈史郎VS鬼舞辻無惨の戦いです!
この戦いは無惨が鬼殺隊本部にやってくるところから始まります。
産屋敷耀哉が自らと妻、2人の子どもををおとりにし自爆。その後珠世が吸収されながらも鬼を人間に戻す効果などが入った薬を打ち込みます。
その後無惨は薬を分解するために時間を使い、その間に鬼殺隊隊員たちは無惨にとどめを刺すために向かいます。
無惨は薬を分解し、周囲にいた鬼殺隊隊員を回復の食糧として惨殺します。
その後、愈史郎により鳴女を操作し、無惨を無限城の外に出します。その時に鳴女は無惨に頭を潰され死亡します。
外に出た柱たち(悲鳴嶼行冥,伊黒小芭内,甘露寺蜜璃,富岡義勇,不死川実弥)は、首を切っても死なない無惨を倒すために夜明けまで戦闘をします。
無惨は触手に自らの血を混ぜた広範囲の攻撃をするため、柱たちはドンドン消費されます。
無惨の強力な血は猛毒に当たるため、右目を切られた炭治郎は毒によって倒れます。

柱たちは毒の攻撃によって劣勢になりますが、毒を分解する薬をもった珠世の猫”茶々丸”によって毒を回復します。
無惨でも再生に時間がかかる、赤い刀”赫刀”を発現し一気に優勢になります。また、嘴平伊之助や我妻善一、栗花落カナヲも参戦します。
鬼殺隊優勢でしたが、無惨が強力な攻撃を放ち、すべての隊員が気絶してしまいます。(この攻撃により、富岡義勇は片腕を欠損、悲鳴嶼行冥は片足を欠損するなど大ダメージを負います)

カナヲのみダメージが少なく、無惨と一対一になってしまいます。殺されそうになったところを復活した炭治郎により助けられます。

復活した炭治郎はヒノカミ神楽を使い攻撃をします。その後、伊黒小芭内が意識を取り戻し二人で夜明けまで戦闘を繰り広げます!
「夜明ケマデ四十分!!」
鎹鴉がそういったとたんに無惨は突然走り出します!
『鬼滅の刃』第195話
そうだ当然だ
無惨は誇りを持った侍でもなければ
感情で行動する人間でもない
無惨は生きることだけに固執している生命体
夜明けも近く命が脅かされれば逃亡することにも一切の抵抗がない『鬼滅の刃』第195話
無惨ホントに完全な別生物なんだな。
死んだ鬼殺隊隊員を踏みつけにしながら走る無惨に炭治郎は落ちていた刀を投げまくります。
その隙に追いついた伊黒が無惨に刀を突きさし、再び戦闘になります。
そして無惨に変化が。
しつこい
いつまでもいつまでも
どけ私の道を塞ぐな
息切れ…!!
体力の限界が近づいている
この私の肉体に…!!鬼舞辻無惨:『鬼滅の刃』第195話
さらには珠世の薬によって細胞の破壊も始まります。
無惨を追い詰めたと思いきや、またもや無惨が新しい技を繰り出します。それにより動けなくなった二人を無視して無惨は逃げ出そうとしますが、復活した伊之助と善一が戦闘に加わります。
復活した柱たちも加わり、遂に夜明けがやってきます。
無惨は大きな赤子のような肉に包まり太陽の光から逃げようとしますが、隠や柱全員が光のもとにとどめようとします
そして遂に決着がつきます。

ここでの注目ポイントはとにかく長期にわたる戦いですね!
どのタイミングで誰が死ぬかも分からない緊張感がたまらない!一つ前の黒死牟との戦いで無一郎や玄弥がかなりエグイ死に方をしていましたから、今回もヤバいのか?と思いながら読んでいました!
お館様の自爆から始まり、義勇と炭治郎がタッグを組んで戦うシーンや地上で柱全員が戦うシーン、炭治郎の同期組で無惨を足止めするシーンなど挙げだしたらキリがないですね!
腕をもがれても刀を離さずに無惨を抑え続けた炭治郎カッコよすぎたね!

この戦いでの死亡キャラ
産屋敷耀哉
⇒無惨討伐作戦のために自らをおとりにして自爆
産屋敷あまね
⇒耀哉と共におとりになり死亡
産屋敷ひなき
⇒耀哉と共におとりになり死亡
産屋敷にちか
⇒耀哉と共におとりになり死亡
珠世
⇒無惨に吸収、頭を潰され死亡
鳴女
⇒無惨に頭を潰され死亡
悲鳴嶼行冥
⇒足の切断、ダメージの蓄積、痣の発現などにより無惨討伐後に死亡
伊黒小芭内
⇒ダメージの蓄積などにより無惨討伐後に死亡
甘露寺蜜璃
⇒ダメージの蓄積などにより無惨討伐後に死亡
漫画『鬼滅の刃』のベストバウト・名バトルまとめ
ということで、こんな感じです!
- 猗窩座(アカザ)戦
- 黒死牟(コクシボウ)戦
- 鬼舞辻無惨(キブツジムザン)戦
この中で一位をあげるのはかなり難しいですが、僕の中でのベストバウトは
猗窩座(アカザ)戦
ですかね!!
戦闘も良いし過去の回想編も良すぎるからね!!
てことでこんな感じでしたとさ!!