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【ジャンル別】国内の絶対読むべきオススメの小説39選

こんにちはハトシです!

 

今回は、《ミステリー》《SF》《感動》《ホラー》《青春》の5つのジャンル別に、絶対読むべき、オススメの小説を紹介したいと思います!

 

どれも面白いものだらけです。気になった方は是非見てみてください!

 

随時更新していきます!!

 

ミステリー

オススメのミステリー小説をご紹介します。

真夏の方程式

真夏の方程式 (文春文庫)

真夏の方程式 (文春文庫)

 

夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。
翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。
これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは-ーー。
累計1320万部突破の人気シリーズ、福山雅治主演の映画も邦画興行収入第1位(2013年度)

 

東野圭吾の人気シリーズ、ガリレオの第6作目の作品です。

 

東野圭吾さんのトリックはどれも秀逸ですが、この作品は特にです!

 

長編なので、事件の背景が事細かに書いてあり、とても引き込まれる作品です。

 

向日葵の咲かない夏

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

 

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。

 

普通のミステリーのような騙されかたをされない作品です。

 

ミステリーに見飽きてきた人にオススメですが、初心者の方向けではないと思います。

 

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身 (文春文庫)

容疑者Xの献身 (文春文庫)

 

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

 

これまた東野圭吾の名作。こちらはガリレオシリーズ第3作目です。

 

ガリレオシリーズの中でも、特に泣いた作品。是非読んでほしい。

 

重力ピエロ

重力ピエロ (新潮文庫)

重力ピエロ (新潮文庫)

 

兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは―。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。

 

とにかく父が偉大だと感じた作品。

 

こういう父親になりたいと思えた。

 

そして、言葉の言い回しがいちいちオサレ。

 

Nのために

Nのために (双葉文庫)

Nのために (双葉文庫)

 

超高層マンション「スカイローズガーデン」の一室で、そこに住む野口夫妻の変死体が発見された。現場に居合わせたのは、20代の4人の男女。それぞれの証言は驚くべき真実を明らかにしていく。なぜ夫妻は死んだのか?それぞれが想いを寄せるNとは誰なのか?切なさに満ちた、著者初の純愛ミステリー。

 

登場人物のイニシャルに全てNがつき、どのNがどのNに想いを寄せているのか、真相を知った時はゾワってなりますよ笑

 

夜行観覧車

夜行観覧車 (双葉文庫)

夜行観覧車 (双葉文庫)

 

高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。

 

登場人物一人一人の考え方や物事の見え方がよく書かれている作品。

 

日常に潜んでそうでゾクっとする。

 

火車

火車 (新潮文庫)

火車 (新潮文庫)

 

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。

 

もやもやとしたものがだんだんと形が見えてくるような感覚を味わえる作品。

 

お金の怖さがよくわかります。

 

イニシエーションラブ

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

イニシエーション・ラブ (文春文庫)

 

僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。

えっ?ってなる。もう一度言います。えってなる。

 

キャッチコピーの「必ず2回読みたくなる」とは、よく言ったものです。2回読みましたよ。

 

あとがき(解説)を必ず呼んでください。

 

白夜行

白夜行 (集英社文庫)

白夜行 (集英社文庫)

 

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。

 

個人的に東野圭吾の最高傑作。

 

終始暗い雰囲気の話が続き、最後には鳥肌が立つくらい恐怖を覚えました。

 

壊れてしまった人間の怖さがよく分かる、名作です。

 

SF

オススメのSF小説を紹介します。

妖精配給会社

妖精配給会社 (新潮文庫)

妖精配給会社 (新潮文庫)

 

他の星から流れ着いた“妖精”は従順で遠慮深く、なぐさめ上手でほめ上手、ペットとしては最適だった。半官半民の配給会社もでき、たちまち普及した。しかし、会社がその使命を終え、社史編集の仕事を残すだけとなった時、過去の記録を調べていた老社員の頭を一つの疑惑がよぎった…諷刺と戦慄の表題作など、ショートショートの傑作35編を収録した、夢と笑いの楽しい宝石箱。

 

短編集。

 

短い時間でサクッと読むことができる、どの話もワクワク、ドキドキするような面白い話ばかり。

 

ボッコちゃん

ボッコちゃん (新潮文庫)

ボッコちゃん (新潮文庫)

 

スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺にあふれ、光り輝く小宇宙群! 日本SFのパイオニア星新一のショートショート集。表題作品をはじめ「おーい でてこーい」「殺し屋ですのよ」「月の光」「暑さ」「不眠症」「ねらわれた星」「冬の蝶」「鏡」「親善キッス」「マネー・エイジ」「ゆきとどいた生活」「よごれている本」など、とても楽しく、ちょっぴりスリリングな自選50編。

 

こちらも短編集。個人的にはこっちのほうが好きである。

 

一家に一冊は置いておきたい本です。

 

旅のラゴス

旅のラゴス (新潮文庫)

旅のラゴス (新潮文庫)

 

北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か?異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。

 

旅をしてみたくなる作品。

 

最初は読みづらさがあるかもしれないないが、だんだんと慣れてのめり込んでいく。

 

結末も逸品。

 

パラドックス13

パラドックス13 (講談社文庫)

パラドックス13 (講談社文庫)

 

13時13分13秒、街から人が消えた。無人の東京に残されたのは境遇も年齢も異なる13人の男女。なぜ彼らが選ばれたのか。大雨と地震に襲われる瓦礫の山と化した街。そして生き抜こうとする人達の共通項が見えてくる。世界が変れば善悪も変る。殺人すらも善となる。極限状態で見えてくる人間の真理とは。

 

とてもハラハラします!

 

面白くてあっという間に読んでしまうと思います。

 

時間があるときに是非!

 

 

七回死んだ男

新装版 七回死んだ男 (講談社文庫)

新装版 七回死んだ男 (講談社文庫)

 

高校生の久太郎は、同じ1日が繰り返し訪れる「反復落とし穴」に嵌まる特異体質を持つ。資産家の祖父は新年会で後継者を決めると言い出し、親族が揉めに揉める中、何者かに殺害されてしまう。祖父を救うため久太郎はあらゆる手を尽くすが―鮮やかな結末で読書界を驚愕させたSF本格ミステリの金字塔!

 

特殊なミステリーという感じ。

 

SFミステリーで、これ以上のものは無いのではないかと思うほど素晴らしい作品。

 

是非読んでほしい。

 

複製症候群

複製症候群 (講談社文庫)

複製症候群 (講談社文庫)

 

兄へのコンプレックス、大学受験、恋愛。進学校に通う下石貴樹にとって、人生の大問題とは、そういうことだった。突如、空から降りてきた七色に輝く光の幕が人生を一変させるまでは…。触れた者を複製してしまう、七色の幕に密閉された空間で起こる連続殺人。極限状態で少年達が経験する、身も凍る悪夢とは。

 

空から降ってきた巨大なストロー。それに触れると自分のコピーができてしまう。

 

不思議な設定だが引き込まれる。

 

西澤保彦さんのSFはどれも名作ぞろいです。

 

感動

感動系の小説をご紹介します

時生

時生 (講談社文庫)

時生 (講談社文庫)

 

不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。

 

ファンタジー系の感動作品。

 

登場人物のトキオの言葉がスッと自分の中に入ってくる感覚があります。

 

かなり泣きました。

 

三日間の幸福

三日間の幸福 (メディアワークス文庫)

三日間の幸福 (メディアワークス文庫)

 

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。未来を悲観して寿命の大半を売り払った俺は、僅かな余生で幸せを掴もうと躍起になるが、何をやっても裏目に出る。空回りし続ける俺を醒めた目で見つめる、「監視員」のミヤギ。彼女の為に生きることこそが一番の幸せなのだと気付く頃には、俺の寿命は二か月を切っていた。ウェブで大人気のエピソードがついに文庫化。

 

ウェブで読んでからずっと記憶に残っていた作品。

 

登場人物に愛着が湧く。

 

結末が秀逸で清々しい気持ちになれる。

 

青い鳥

青い鳥 (新潮文庫)

青い鳥 (新潮文庫)

 

村内先生は、中学の非常勤講師。国語の先生なのに、言葉がつっかえてうまく話せない。でも先生には、授業よりももっと、大事な仕事があるんだ。いじめの加害者になってしまった生徒、父親の自殺に苦しむ生徒、気持ちを伝えられずに抱え込む生徒、家庭を知らずに育った生徒―後悔、責任、そして希望。ひとりぼっちの心にそっと寄り添い、本当にたいせつなことは何かを教えてくれる物語。

 

1人の先生による、短編集のような作品。

 

とにかく心があったまる。心に染み渡ります。

 

有名な作品ですが、まだ読んでいない人は是非読んでいただきたいいです。

 

その日の前に

その日のまえに (文春文庫)

その日のまえに (文春文庫)

 

僕たちは「その日」に向かって生きてきた―。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。

 

それぞれの「その日」を迎えるまでを描いた作品。

 

「死」を迎えることについて、考えさせられます。

 

全ての人に読んでほしい作品。涙が止まりません。

 

手紙

手紙 (文春文庫)

手紙 (文春文庫)

 

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。

 

「強盗殺人の弟」という事実を背負ってしまった弟の人生のお話。

 

犯罪を犯すということは自分と相手だけでなく、それに関わる全ての人の人生を狂わせてしまうということが、よくわかる作品。

 

終盤のほうは終始泣きながら読んだ記憶があります。

 

ツナグ

ツナグ (新潮文庫)

ツナグ (新潮文庫)

 

一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員…ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。

 

死者と一度だけ会えるなんて小説泣けるに決まっている!

 

切ないながらも、心が温まる作品でした。

 

永遠の出口

永遠の出口 (集英社文庫(日本))

永遠の出口 (集英社文庫(日本))

 

「私は、“永遠”という響きにめっぽう弱い子供だった。」誕生日会をめぐる小さな事件。黒魔女のように恐ろしい担任との闘い。ぐれかかった中学時代。バイト料で買った苺のケーキ。こてんぱんにくだけちった高校での初恋…。どこにでもいる普通の少女、紀子。小学三年から高校三年までの九年間を、七十年代、八十年代のエッセンスをちりばめて描いたベストセラー。第一回本屋大賞第四位作品。

 

1人の人間の成長を描いた話。

 

成長していく少女の心の動きに、自分にもこんな時があったなと、懐かしさを感じる。

 

読後は晴れ晴れとした気持ちになれます。

 

夜のピクニック

夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)

 

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

 

青春ジャンルに入れようか迷ったが、ここに入れることにする。

 

とにかくさわやかな気持ちになり、この小説を読むことで自分のこれまでの思い出がよみがえるような感覚がありました。

 

心理描写が秀逸です。

 

レインツリーの国

レインツリーの国 (新潮文庫)

レインツリーの国 (新潮文庫)

 

きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。まして、ネット内時間は流れが速い。僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。だが、彼女はどうしても会えないと言う。かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった―。

 

温かい気持ちになりじんわりと涙が出るような作品です。

 

恋愛要素がある本なのでドキドキもして、面白いです。

 

永遠の0

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)

 

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる―。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。

 

この時代に生きていた人の中には、この登場人物のような思いを持った人も多かっただろう。

 

少し前にあった歴史として、戦争についてもっと勉強しようと思えた作品。

 

なぜだか涙が止まらなかった。少し長い小説だが、時間をかけてでもすべての人に読んでもらいたい作品。

 

博士の愛した数式

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

 

「ぼくの記憶は80分しかもたない」博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた―記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。

 

博士の純粋な思いが温かい作品。

 

博士の説明を聞くと、数学嫌いの自分でも、数字や数式が魅力的に感じた。

 

ホラー

オススメのホラー小説をご紹介します。

殺戮にいたる病

新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)

新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)

 

東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるシリアルキラーが出現した。くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇、平凡な中流家庭の孕む病理を鮮烈無比に抉る問題作!衝撃のミステリが新装版として再降臨!

 

騙された。最後の最後で完全にひっくり返されます。

 

ただのグロいホラーではありません。

 

是非見ていただきたいです。

 

黒い家

黒い家 (角川ホラー文庫)

黒い家 (角川ホラー文庫)

 

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに…。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞大賞受賞作。

 

凄まじい怖さの小説。

 

文字だけでここまでの恐怖を与えられるのかと思いました。

 

ページをめくるたびに心拍数が上がってくる感覚がわかると思います。

 

残穢

残穢(ざんえ) (新潮文庫)

残穢(ざんえ) (新潮文庫)

 

この家は、どこか可怪しい。転居したばかりの部屋で、何かが畳を擦る音が聞こえ、背後には気配が…。だから、人が居着かないのか。何の変哲もないマンションで起きる怪異現象を調べるうち、ある因縁が浮かび上がる。かつて、ここでむかえた最期とは。怨みを伴う死は「穢れ」となり、感染は拡大するというのだが―山本周五郎賞受賞、戦慄の傑作ドキュメンタリー・ホラー長編!

 

最後の終わり方が怖さを引き立てる。

 

アッと驚くところはないですが、淡々と書かれており、不気味さが残る作品です。

 

夜市

夜市 (角川ホラー文庫)

夜市 (角川ホラー文庫)

 

妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた―。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング!魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。

 

頭の中に映像が浮かんでくる。

 

ホラーといえばホラーですが、怯えるような作品というよりも、悲しさや不思議さといった描写が多くある作品です。

 

粘膜人間

粘膜人間 (角川ホラー文庫)

粘膜人間 (角川ホラー文庫)

 

「弟を殺そう」―身長195cm、体重105kgという異形な巨体を持つ小学生の雷太。その暴力に脅える長兄の利一と次兄の祐太は、弟の殺害を計画した。だが圧倒的な体力差に為すすべもない二人は、父親までも蹂躙されるにいたり、村のはずれに棲むある男たちに依頼することにした。グロテスクな容貌を持つ彼らは何者なのか?そして待ち受ける凄絶な運命とは…。第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞した衝撃の問題作。

 

シリーズ物であり、妙な中毒性がある。

 

かなりグロく気持ち悪さもあるが読むのが止まらない作品。ハマる。

 

Another

Another(上) (角川文庫)

Another(上) (角川文庫)

 
Another(下) (角川文庫)

Another(下) (角川文庫)

 

夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた!この“世界”ではいったい何が起きているのか!?いまだかつてない恐怖と謎が読者を魅了する。名手・綾辻行人の新たな代表作となった長編本格ホラー。

 

長編もの。ミステリー要素もある。最後まで楽しんで読める作品です。

 

冷や汗かきます。

 

玩具修理者

玩具修理者 (角川ホラー文庫)

玩具修理者 (角川ホラー文庫)

 

玩具修理者は何でも直してくれる。独楽でも、凧でも、ラジコンカーでも…死んだ猫だって。壊れたものを一旦すべてバラバラにして、一瞬の掛け声とともに。ある日、私は弟を過って死なせてしまう。親に知られぬうちにどうにかしなければ。私は弟を玩具修理者の所へ持って行く…。現実なのか妄想なのか、生きているのか死んでいるのか―その狭間に奇妙な世界を紡ぎ上げ、全選考委員の圧倒的支持を得た第2回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作品。

 

2つの小説が収録されている。

 

その中でも特に「酔歩する男」は傑作。おもしろい。

 

「玩具修理者」は凄まじいグロさ。

 

青春

オススメの青春小説をご紹介します。

一瞬の風になれ

一瞬の風になれ 全3冊合本版 (講談社文庫)

一瞬の風になれ 全3冊合本版 (講談社文庫)

 

春野台高校陸上部、一年、神谷新二。スポーツ・テストで感じたあの疾走感…。ただ、走りたい。天才的なスプリンター、幼なじみの連と入ったこの部活。すげえ走りを俺にもいつか。デビュー戦はもうすぐだ。「おまえらが競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」。青春陸上小説、第一部、スタート。

 

常にワクワクする。陸上競技は全く知らないが楽しめる作品。

 

まさに青春。学生時代に読んでおきたい作品。

 

DIVE!!

DIVE!! 上 (角川文庫)

DIVE!! 上 (角川文庫)

 
DIVE!! 下 (角川文庫)

DIVE!! 下 (角川文庫)

 

高さ10メートルの飛込み台から時速60キロでダイブして、わずか1.4秒の空中演技の正確さと美しさを競う飛込み競技。その一瞬に魅了された少年たちの通う弱小ダイビングクラブ存続の条件は、なんとオリンピック出場だった!女コーチのやり方に戸惑い反発しながらも、今、平凡な少年のすべてをかけた、青春の熱い戦いが始まる―。大人たちのおしつけを越えて、自分らしくあるために、飛べ。

 

ダイビングを題材?と思ったが、面白かった。

 

王道青春小説という感じで、楽しく読める。

 

真夜中乙女戦争

真夜中乙女戦争

真夜中乙女戦争

 

20XX年12月25日未明―東京は、あと一分で終わる。愛していると言えないうちに。

 

Twitterで有名なFの作品。

 

 メンヘラチックな表現や厨二病チックな表現が多い。

 

心に刺さる言葉が多かった。

 

4TEEN

4TEEN (新潮文庫)

4TEEN (新潮文庫)

 

東京湾に浮かぶ月島。ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、もしかしたら空だって飛べるかもしれない―。友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に受けとめて成長してゆく14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。直木賞受賞作。

 

中学生4人組のストーリー。

 

中学生時代のあるあるのようなものが詰め込まれていて、懐かしい気持ちにさせてくれる1冊。

 

夜は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

 

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。

 

タイトルから表紙まで何もかもオサレな作品。

 

フシギな世界観ですごく面白い。おすすめです。

 

君の膵臓を食べたい

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

 

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて―。読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説!

 

登場人物の男女がだんだんと仲良くなっていく様が、テンポよく書かれていて読みやすい作品。

 

最後のほうは泣きながら読んでいました。

 

 

まとめ

今回はおすすめの小説をジャンルごとに分けて紹介しました。

 

新しく読んだ小説で面白いのがあったら随時更新していこうと思います!!

 

ではでは(-_-)